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XIII. Cosmological parameters&#8221;, &#8220;TT,TE,EE+lowP+lensing+ext&#8221; in Table 4; H0 = 67.74 km/s/Mpc, Ωm=0.3089, ΩΛ=0.6911)を用いて赤方偏移から距離を計算すると122.7-130.4億光年となり、これらの巨大ブラックホールは120-130億年前に存在していたことになります。一方で宇宙は膨張していますので、現在の宇宙では我々と巨大ブラックホールの距離は130億光年以上になります。 (※)クェーサー、活動銀河核と巨大ブラックホール今回見つかった巨大ブラックホールは、銀河の中で巨大ブラックホールが周囲の物質を飲み込む過程で輝いている、活動銀河核と呼ばれる天体です。活動銀河核の中でも、ブラックホールからの光が非常に明るく、小さな点のように見えるものをクェーサーと言います。今回見つかった天体は図2のように幅広い特徴的な輝線を示しています。このような幅広い輝線は銀河からの光では説明できず、巨大ブラックホール周りの広輝線領域から放出されていると考えられています。今回の天体のように広輝線領域からの幅広い輝線が見られる活動銀河核は、1型の活動銀河核と呼ばれています。宇宙には広輝線領域が隠されて我々から見えないために、幅広い輝線を示さない2型の活動銀河核も存在しますので、実際の巨大ブラックホールの数はさらに多いと予想されます。 論文情報 〈雑誌〉       米国の天文学誌「アストロフィジカル・ジャーナル」(12月6日早朝までに電子版掲載)〈題名〉    “A JWST/NIRSpec First Census of Broad-Line AGNs at z=4-7: Detection of 10 Faint AGNs with MBH〜106-108 Msun and Their Host Galaxy Properties”〈著者〉 ✳Yuichi Harikane, Yechi Zhang, Kimihiko Nakajima, Masami Ouchi, Yuki Isobe, Yoshiaki Ono, Shun Hatano, Yi Xu and Hiroya Umeda〈DOI〉       10.3847/1538-4357/ad029e〈URL〉      https://iopscience.iop.org/article/10.3847/1538-4357/ad029e 発表者 東京大学 宇宙線研究所 宇宙基礎物理学研究部門  播金 優一 助教  大内 正己 教授   兼:国立天文台 教授  小野 宜昭 助教  磯部 優樹 博士後期課程  Yi Xu(徐弈) 博士後期課程  梅田 滉也 博士後期課程国立天文台 科学研究部  Yechi Zhang(張也弛)日本学術振興会特別研究員  中島 王彦 特任助教  波多野 駿 博士前期課程  研究助成 今回の研究は、科学研究補助金 (課題番号:20H00180, 21J20785, 21K13953, 21H04467) 、学振・研究拠点形成事業JPJSCCA20210003によるサポートを受けています。 研究グループ 宇宙ニュートリノ研究部門 スーパーカミオカンデ T2K 暗黒物質直接探索 ハイパーカミオカンデ 宇宙基礎物理学研究部門 重力波 観測的宇宙論 理論 高エネルギー宇宙線研究部門 テレスコープ・アレイ実験 チェレンコフ宇宙ガンマ線 チベット ASγ 実験 高エネルギー天体 ALPACA実験 その他・過去のグループ 一次線 アシュラ --> カンガルー CLIO-GW 宇宙線研究者会議(CRC) --> ニュース プレスリリース トピックス 特集 論文・書籍 イベント お知らせ(イベント) ICRRセミナー 柏キャンパス一般公開 ICRR・IPMU合同講演会 宇宙・素粒子Spring School ICRRについて 所長挨拶 沿革 年表 教員・技術職員一覧 歴史資料一覧 年次資料・報告書 ICRR NEWS ICRR要覧 ICRR Annual Report 歴史・学術資料 人事公募 共同利用研究 研究サポート室 寄付 若手支援基金 KAGRAプロジェクト 飛騨市ふるさと納税 オリジナルグッズ お問い合わせ アクセス リンク集 宇宙線研究者会議(CRC) ロゴの使用許諾 サイトマップ SNSサイトへのリンク サイトポリシー     © Institute for Cosmic Ray Research, the University of Tokyo. --> --> --> --> --> --> --> --> --> -->

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