beastmode

<ウェブサイト名>

<現在の時刻>

出典: 標準

当ウェブサイトではJavascriptを使用しています。Javascriptを無効にしている場合、機能が制限されますのでご了承ください。 東京大学教員の著作を著者自らが語る広場 日本語 English UTokyo BiblioPlazaについて お知らせ お問い合わせ このサイトについて お知らせ お問い合わせ English 書籍検索 絞り込んで探す 全カテゴリー 総記 哲学 歴史 社会科学 自然科学 技術 産業 芸術 言語 文学 研究科・学部から探す 法学政治学研究科・法学部 工学系研究科 人文社会系研究科・文学部 理学系研究科・理学部 農学生命科学研究科・農学部 経済学研究科・経済学部 総合文化研究科・教養学部 教育学研究科・教育学部 薬学系研究科・薬学部 新領域創成科学研究科 情報理工学系研究科 情報学環・学際情報学府 公共政策大学院 附属図書館 医科学研究所 地震研究所 東洋文化研究所 社会科学研究所 生産技術研究所 史料編纂所 定量生命科学研究所 大気海洋研究所 先端科学技術研究センター 大学総合教育研究センター 相談支援研究開発センター 高大接続研究開発センター グローバル教育センター カブリ数物連携宇宙研究機構 未来ビジョン研究センター 総合研究博物館 日本・アジアに関する教育研究 情報基盤センター 空間情報科学研究センター バリアフリー支援室 産学協創推進本部 グローバルリーダー育成プログラム このページを印刷する 書籍名 美学のプラクティス 著者名 星野 太 判型など 232ページ、四六判、上製 言語 日本語 発行年月日 2021年12月 ISBN コード 978-4-8010-0615-7 出版社 水声社 出版社URL 書籍紹介ページ 学内図書館貸出状況(OPAC) 美学のプラクティス 英語版ページ指定 英語ページを見る この本の目次を見る この本の関連書籍を見る 美学とは何か──この単純な問いに答えるのは、かならずしも容易ではない。もちろん、それに教科書的な定義を与えることはできる。美学とは、18世紀ドイツにおいて生まれた哲学的学科のひとつであり、それはもっぱら「美」「芸術」「感性」を対象とする学問領域のことである、と。しかしながら、そこでは次のような疑問が浮上してしかるべきである。すなわち、この「美」「芸術」「感性」という三つの対象は、なぜ、どのようにして、この「美学」というひとつの学問領域において重なり合うことになったのか。   本書を導くのは、そのような問いである。あるひとつの学問分野が、美や感性をめぐる抽象的思弁と、芸術をはじめとする具体的対象に「同時に」かかずらうということは、いかなる理由によって正当化されるのか。かつて政治哲学者のジャック・ランシエールが指摘したように、美学にはそのような疑念、ないし「居心地の悪さ」がつきまとう (Jacques Rancière, Malaise dans l’esthétique, Galilée, 2004)。たんなる思弁哲学でも芸術学でもなく、美学というこの不純な領域が維持されねばならないとしたら、それはいかなる理由によって可能なのか──わたしは、みずからの専門分野として「美学」を掲げるとき、そのような問いに苛まれないことはなかった。   本書は、そうした問いを抱えながら、およそ10年間にわたり書き継いできた文章を集めたものである。だが本書に対して、いわゆる「論文集」という言葉はふさわしくないかもしれない。本書に再録した9本のテクストには、学術的な媒体に加え、展覧会の冊子や図録に寄せたものも含まれる。結果、「感性的なもの」をめぐるごく抽象的な思弁から、現代美術を中心とする具体的な作品にいたるまで、本書が扱う問題はそれなりに広い範囲にまたがることになった。しかし、「美学」という不純な領域のみが可能にするこうしたスペクトラムのなかにこそ、わたしが考えるこの学問の最大のポテンシャルがある。それを、本書は体系的な「理論」ではなく、ひとつの「実践」として示したつもりである。   本書は「崇高」「関係」「生命」の三部構成からなる。このうち、わたしがもともと研究対象としていたのは美学における「崇高」の概念であり、その意味で第I部の内容は、博士論文を元にした『崇高の修辞学』(月曜社、2017年) のスピンオフに相当する。第II部の「関係」は、ニコラ・ブリオーやジャック・ランシエールといった理論家のテクストに取り組みつつ、現代美術の世界でここ20年ほどのあいだに耳目を集めた「リレーショナル・アート」や「ソーシャリー・エンゲイジド・アート」の理論的整理を試みたものである。第III部の「生命」は、ボリス・グロイスやグレアム・ハーマンの議論を補助線としつつ、芸術作品──ひいては事物一般──における非有機的な「生」のステータスについて論じたものである。   いずれにしても、本書ははじめから体系的な理論の構築をめざして書かれたものではない。本書に「プラクティス(実践)」というタイトルを冠したのは、ここに収録したテクストが、いずれもある特定の状況のなかで要請され、執筆されたものばかりだからである。ゆえにそれらは、あらかじめ何らかのプログラムにしたがった「セオリー(理論)」として構想されたものではない。本書における3つのトピックを入口として、現代の美学・芸術理論に何らかの関心を寄せてもらえれば、著者としてはこれにまさる喜びはない。   (紹介文執筆者: 総合文化研究科・教養学部 准教授 星野 太 / 2022) 本の目次 序論 美学、この不純なる領域   第I部 崇高 1 カタストロフと崇高 2 戦後アメリカ美術と「崇高」──ロバート・ローゼンブラムの戦略 3 感性的対象としての数──カント、宮島達男、池田亮司   第II部 関係 4 ハイブリッドな関係性 5 ソーシャル・プラクティスをめぐる理論の現状──社会的転回、パフォーマンス的転回 6 リレーショナル・アートをめぐる不和──ジャック・ランシエールとニコラ・ブリオー   第III部 生命 7 生成と消滅の秩序 8 生きているとはどういうことか──ボリス・グロイスにおける生の哲学 9 第一哲学としての美学──グレアム・ハーマンの存在論   初出一覧 あとがき 関連情報 書評: 山下通 評「「関係性の美学」を超えて、「美学=感性的なものの分有」こそが政治を可能にする」 (『図書新聞』第3547号 5面 2022年6月18日) http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/shinbun_list.php?shinbunno=3547   河村彩 評「美術について、美術を通して考える」 (『美術手帖』1093号 p. 206 2022年4月) https://bijutsutecho.com/magazine/series/s12/25439   福尾匠 評「感性化せよ (ただし知的に?) 」 (『群像』pp. 478-479 2022年4月号) https://gunzo.kodansha.co.jp/60359/60516.html   武田宙也 評「美学と「非人間的なもの」への問い」 (『週刊読書人』第3434号 3面 2022年4月1日) https://jinnet.dokushojin.com/products/3434-2022_04_01_pdf   書籍紹介: 「2022年上半期読書アンケート」 (『図書新聞』第3553号 3面 2022年7月30日) http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/shinbun_list.php?shinbunno=3553   「2022年上半期の収穫から」 (『週刊読書人』第3449号 4-5面 2022年7月22日) https://jinnet.dokushojin.com/products/3449-2022_07_22_pdf   「新刊紹介 星野太『美学のプラクティス』(村山雄紀) 」 (表象文化論学会『REPRE』第45号 2022年6月30日) https://www.repre.org/repre/vol45/books/sole-author/hoshino/   「新刊コーナー 星野太『美学のプラクティス』(水声社)」 (『綴葉』p. 9 2022年5月10日) https://www.s-coop.net/about_seikyo/public_relations/images/teiyo-407.pdf 刊行イベント: 『美学のプラクティス』(水声社) 刊行記念 星野太×佐々木敦 トークイベント「ことばと芸術、ことばの芸術」 (代官山 蔦屋書店/オンライン 2022年2月22日) https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/24544-1304390124.html   星野太『美学のプラクティス』刊行記念トークイベント&選書フェア「芸術/批評のポリティクス」[出演: 星野太、沢山遼] (NADiff a/p/a/r/t 2022年2月12日) http://www.nadiff.com/?p=26675 著者対談: 「星野太×沢山遼「芸術/批評のポリティクス」対談。なぜ美術批評は困難なのか?」 (TOKYO ART BEAT [2022年2月12日開催の刊行イベントレポート] 2022年11月8日) https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/talk-futoshihoshino-ryosawayama-202211 関連書籍 星野 太『崇高のリミナリティ』 星野 太『崇高の修辞学』 星野 太『食客論』 小田部胤久『美学』 小田部胤久『西洋の美学・美術史』 小田部胤久『フィクションの哲学』 このページを読んだ人は、こんなページも見ています @UTokyoBiblioPlazaon Twitter 書籍検索 本のカテゴリーから探す 総記 哲学 歴史 社会科学 自然科学 技術 産業 芸術 言語 文学 全カテゴリー 研究科・学部から探す 研究科・学部から探す 法学政治学研究科・法学部 工学系研究科 人文社会系研究科・文学部 理学系研究科・理学部 農学生命科学研究科・農学部 経済学研究科・経済学部 総合文化研究科・教養学部 教育学研究科・教育学部 薬学系研究科・薬学部 新領域創成科学研究科 情報理工学系研究科 情報学環・学際情報学府 公共政策大学院 附属図書館 医科学研究所 地震研究所 東洋文化研究所 社会科学研究所 生産技術研究所 史料編纂所 定量生命科学研究所 大気海洋研究所 先端科学技術研究センター 大学総合教育研究センター 相談支援研究開発センター 高大接続研究開発センター グローバル教育センター カブリ数物連携宇宙研究機構 未来ビジョン研究センター 総合研究博物館 日本・アジアに関する教育研究 情報基盤センター 空間情報科学研究センター バリアフリー支援室 産学協創推進本部 グローバルリーダー育成プログラム 東京大学の博士課程を修了した優秀な若手研究者による博士論文、助教論文またはこれらをもとに作成された著作物を著者の解説文と共にご紹介します。 このサイトについて サイトのご利用にあたって © 東京大学 UTokyo BiblioPlazaは東京大学の商標登録です

オンラインカジノおすすめランキング【2024年3月最新】当 ... スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)の評判と ... - Gamble.jp 賭けて報酬を受け取るための188BETの登録手順 - 10ベットジャパン
Copyright ©beastmode The Paper All rights reserved.