ブランドン・ナカシマ

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--> 学び・教育 研究 取り組み・活動 キャンパスライフ スポーツ 卒業生 KAIZENプロジェクト ギャラリー 付属校 総力戦で掴んだ初の全国切符来年1月2日の初戦へ挑む宮崎日大高サッカー部 付属校 2020年12月17日 宮崎県高校サッカーの歴史に新たな1ページが刻まれた。2強(鵬翔高校、日章学園)の牙城を崩し、全国高校サッカー選手権のピッチに宮崎日大サッカー部が立つ。 チームを指揮する南光太監督は就任11年目で5度目の挑戦だった。相手は日本一を経験している鵬翔高校。先制しながら逆転を許す苦手の展開だったが、追い付き、そして勝ち越しゴール。スタッフを含めた全員サッカーで全国高校サッカー選手権に初出場を決めた。 コーチの声を聞き、今年舵を切った指導の分業制が功を奏した。部員113人、マネージャー3人、スタッフ6人が一丸となり成し遂げた快挙の裏側に迫る。 充実の環境を整備 ナイター設備も設置された2面のグラウンド。 宮崎空港から車で30分、住宅街の合間を縫うと現れる宮崎日大。野球部は甲子園に二度、そしてプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの武田翔太投手を輩出する実績を持つ。昨年は男子駅伝部が創部9年目にして全国大会で7位に入賞した(宮崎日大・男子駅伝が快挙創部9年で“都大路”7位入賞!)。文武両道に力を入れている。 かく言うサッカー部は、現役Jリーガー3人を輩出。県内では、この21年で代表校を分け合う鵬翔高校(2013年の第91回全国高校サッカー選手権優勝)と日章学園の2校に次ぐ3番手に位置付けされ、関係者からも宮崎制覇の期待をかけられていた。 昨年、土から人工芝に整備し、ナイター設備も設置された2面のグラウンドが完成。練習環境を整えるために南監督は地元企業にサポートを募るため奔走した。 「強豪校との練習試合が増え、技術の向上にメリットを感じています」(南監督)。 人工芝のグラウンドは対戦校の誘致にもつながり、県外の強豪との試合も組まれるようになった。 そして、全国高校サッカー選手権宮崎県予選を迎える。 自信と過信は紙一重 南監督は長崎・国見高校卒業後、Jリーグ・水戸ホーリーホックなどで活躍した。商学部卒(通信教育部)。 「勝って自信になればいいけど、それが過信になったら、勝ったことでさえ意味がない」 順調に勝ち進み準決勝の日章学園戦。PK戦の末に試合を制した後、チームを率いる南監督から出た言葉は「自信と過信は紙一重」という恩師の教えによるものだった。 南監督は、長崎の名門・国見高校サッカー部出身で、名将・小嶺忠敏監督(現・長崎総合科学大附高監督)の指導を受けた。小嶺氏は常日頃、慢心するなという言葉を選手にかけていた。 迎えた決勝の相手は鵬翔高校。8年前に全国高校サッカー選手権で優勝した名門校だ。今年、鵬翔高校には1勝1分と分があったが「慢心してしまうと足元をすくわれる」と気を引き締めて臨んだ。 先制したものの、追い付かれ逆転を許す展開に、「いつもなら、このままズルズルと失点していました」と南監督は振り返る。 浮足立ってもおかしくない場面で南監督は、同じような展開で勝利した9月の東海大福岡高校との練習試合を選手に思い出させ、落ち着かせた。 すると、失点の2分後に同点。後半37分、チームの潤滑油・日野昴(3年)の浮き球パスを途中出場の和田俊星(2年)がダイレクトボレーで値千金のゴールを決めた。7度目の決勝の挑戦で、遂に代表の座を手にした。 勝利が決まり南監督の脳裏に浮かんだのは、これまでともに戦ってきたOBたちの顔だった。 鵬翔高校と日章学園で二分していた歴史に「宮崎日大」が刻まれた瞬間だった。 左から山口哲平主将(3年)、下青木翼(3年)、中川司(3年)、和田俊星(2年)。山口主将は「全国制覇」を掲げチームをけん引する。 総力戦の進言と結実 田野矩大GKコーチ。 「俺たちがいるじゃないですか」 田野矩大GKコーチが言った。 昨年まで中学部を見ていた田野コーチ。高校の試合には準決勝から帯同していた。 「監督が全部背負ってしまって、一枚岩になり切れていない」と高校部を見ていた。 自身も宮崎日大サッカー部出身。決勝で日章学園に敗れ、涙をのんできた時代の一人だった。 母校に戻り、早く監督を胴上げしたい気持ちがあった。 「監督がスタッフを信頼していないわけではなく、ギリギリのところで監督が全部背負ってしまっているように見えました。一人で背負う必要はないですし、負けたら(スタッフ)みんなのせい。我々も力になりたい」 この言葉を受けた南監督は指導の分業制を取り入れた。今まではチームの細かいところまで目を向けていたが、コーチ陣にそれぞれ責任を持たせ、自身は負担が軽減され全体を見渡すことが出来る効果があった。 言葉の節々から情熱が伝わってくる熱血漢は最後にこう付け加えた。 「やってよかった。任せてくれた監督に感謝しています」 宮崎日大サッカー部の部訓「信頼、尊重、感謝」を体現するような出来事だった。 「最後は号泣しました」、と田野コーチ。あと一歩のところで届かなかった壁を、総力戦で打ち破った。 鬼門は初戦 兄二人も南監督の指導を受けた黒木陽(3年)、トップチーム入りへ努力を積み重ねる。 劇的な舞台の裏には苦い経験があった。今年1月の新人大会でまさかの初戦敗退。選手権予選のシードを落とす結果になった。 巻き返しをかけていた高校総体はコロナ禍により中止。このままでは公式戦は1試合だけのシーズンになる可能性もあり、不安定な時期もあった。OBでJ1・大分トリニータ主将で活躍する鈴木義宜選手とオンラインで交流や、禁止していた監督と選手間のLINEも解禁し、練習メニューを共有するなどコンタクトを取り続けた。 日本サッカー協会が選手権の開催を決定すると直ぐに南監督が知らせ、失いかけた目標に向け再スタートを切った。 そして迎えた選手権予選、ここでも初戦で本来のプレーが出来ない。 「まずい、と思う瞬間もありました」と南監督。なんとか勝利したものの、このチームにとって初戦が鬼門であることが見えた。 「(本大会は)選手にとって成長できる場。一つでも多く試合をできるように準備したい。予選の準決勝、決勝のようなプレーができれば勝機がある」 来年1月2日にフクダ電子アリーナ(千葉)で行われる初戦の相手は、通算35度目の出場となる仙台育英。 宮崎日大のサッカーは、ボールポゼッションを意識し、しっかり組み立てて組織的な崩しをするスタイル。 選手、スタッフの総力戦で、ピンクのユニフォームが選手権のピッチを駆け回る。 関連情報 宮崎日本大学中学校・高等学校宮崎日本大学高等学校サッカー部 /#sns_share --> サイトポリシー プライバシーポリシー 推奨環境 問い合わせ © Nihon University

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