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東京未来大学の教員が運営するWebマガジン Menu カテゴリーから探す 教員から探す 学部・専攻から探す このページの修正はsingle.phpで作業します 「信頼される先生」に近づいている学生たち 投稿日:2023年11月30日 こども心理学部 こども保育・教育専攻 保育教育 ● 投稿内容に関連するキーワード 学校教育保育・幼児教育 霜の降る月,11月。卒論執筆に励む4年ゼミ生で研究室が一層賑やかになる。 「長男や長女ってしっかり者って言われるけど,出生順位とパーソナリティは本当に関連しているのかな?」「人やモノに依存しやすい人って,環境要因とか何らかのきっかけがあるのかな?」など,自分の経験から研究テーマを設定する学生もいれば,「その仮説は偏ってるよ。極言,極論じゃないかな?その仮説は理論というより,主観に近いと思うな。」と,3年生の時から誰にも共感されない仮説を,最後まで貫き通して明らかにしようとする学生など,卒論のテーマ確定に至る過程はとてもおもしろい。 そんな中,今年は3年生にも4年生にも,「信頼される先生ってどんな先生だろう?」「好きな先生の授業はどうしてがんばれるのか?」「科目が好きだから先生が好きになるのか?それとも,先生が好きだからその科目が好きになるのか?」など,「信頼」に関心を示す学生が多い。 学生のディスカッションを聞いていると,ふと思う。自分は信頼にあたる態度や信念を持ち合わせているだろうか・・・。そして,これまで自分が信頼したあの先生方の,何が,信頼を生んだのだろう・・・。 ある学生は「信頼って,こころとこころの距離の近さかな」と言う。「そもそもこころの距離って何?」と他の学生がたずねる。「ちゃんと見てくれているっていう感覚かな?」とまた他の学生が意見を言う。…信頼ってなんだ?とみんなが静かに考え始めたとき,「嬉しいとき,悲しいとき,些細なことでも声をかけてくれる先生には,こころの近さを感じたな。」とまた別の学生が自らの経験について語る。 学生のディスカッションを聞いていると,また,ふと思う。「信頼」について真剣に考えている学生たちは,すでに信頼される教師に近づき始めているんだろうな・・・。 この賑やかな声が聞けるのも,あと少し。 大人にやってもらった経験は,こどもとかかわるときの態度や信念の一部になっていく。あのとき,無条件に可能性を信じてくれた先生方のように,卒論を書き終え,2024年春に卒業を迎える学生の可能性を信じ,この賑やかな時間を大切に過ごしていきたい。 カテゴリーから探す 教員から探す こども心理学部 川口 めぐみ(KAWAGUCHI Megumi) プロフィール 専門:発達心理学、感情心理学略歴:北海道大学大学院教育学院修士課程修了札幌市にある幼稚園で教諭として勤務札幌大谷大学短期大学部保育科,駒沢女子短期大学保育科等を経て現職 東京未来大学TOP 通信教育課程 教員免許更新講習 © Tokyo Future University. PageTop

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